花王は2026年9月26日、オーラルケアブランド「ディープクリーン」から、塩の作用で歯ぐきをひきしめる薬用ハミガキ「ディープクリーン 薬用ハミガキ ひきしめ塩」を全国発売します。同社独自の結晶塩と抗炎症成分BGAを配合し、40代以降に多い歯ぐきの悩みに向けた処方だと説明しています。
花王「ディープクリーン ひきしめ塩」を9月26日発売
花王株式会社は2026年9月26日、オーラルケアブランド「ディープクリーン」の新商品として、薬用ハミガキ「ディープクリーン 薬用ハミガキ ひきしめ塩」を全国で発売します。医薬部外品で、販売名は「ディープクリーンHE」、内容量は95gです。香味は「ソルティライチ」で、ほどよい塩味と爽やかなライチの香りを組み合わせたと同社は説明しています。
価格については、花王はメーカー希望小売価格を設定しないと発表しています。店頭やオンラインストアでの実売価格は、購入時に確認が必要です。
何が新しいのか:結晶塩と有効成分BGA・CPC
今回の新商品には、花王独自の結晶塩(粒径約1000マイクロメートル)と、抗炎症成分「BGA(β-グリチルレチン酸)」、殺菌成分「CPC(塩化セチルピリジニウム)」が配合されています。フッ素濃度は1450ppmです。
同社によれば、塩による引き締め・血行促進・脱水といった作用を活用し、歯ぐきにやさしい心地よいつぶ感に仕上げた設計だとされています。医薬部外品として、歯周病(歯肉炎・歯周炎)や口臭、むし歯の予防を目的とした処方ですが、効果には個人差があり、パッケージに記載の用法・用量を守って使うことが基本です。対象は40代以降で歯ぐきの悩みがある方で、6歳未満の子どもには使用を控えるよう案内されています。
40代以降に多い「歯ぐきの悩み」とは
花王が2024年に実施した調査(18〜69歳の女性1,164人が対象)では、40代以降の約半数が歯ぐきの悩みを抱えているという結果が出ています。歯周病とは、歯と歯ぐきの境目にたまった歯垢(プラーク)が原因で歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える骨にまで影響が及ぶ可能性がある病気のことです。歯ぐきの腫れや出血、下がりといった変化は、その初期のサインとされています。
一方で、インテージSCIの2026年1〜6月のデータによると、40〜60代で高価格帯の歯ぐき・歯槽膿漏訴求品を使っている人の割合は2割に満たないとされています。歯ぐきの変化が気になっていても、専用のケア用品にまだ切り替えていない人が多いことがうかがえます。花王の発表詳細は、PR TIMES掲載のリリースで確認できます。
毎日のケアにどう取り入れるか
歯ぐきの変化が気になり始めたら、香味や価格だけでなく、有効成分や処方を確認したうえで歯みがき粉を選ぶという視点が役立ちます。塩系の歯みがき粉は独特の香味があるため、続けやすいかどうかも選ぶ際のポイントになります。
同ブランドでは、2025年10月発売の「ディープクリーン 薬用温感ハミガキ」も展開されています。約40℃の温感が約3分間持続する処方が特徴とされ、2026年上半期の「日経トレンディ ヒット大賞」日用品部門に選ばれたと紹介されています。今回の「ひきしめ塩」は、こうした既存ラインナップに、塩の作用に着目した新しい選択肢を加える形です。
ただし、歯ぐきの腫れや出血、痛みが続く場合は、歯みがき粉を変えるだけで様子を見ず、早めに歯科医院に相談することが大切です。
よくある質問
出典:
出典:PR TIMES「新体験!“ソルティライチ”の香味で、すっきりおいしい塩ハミガキ誕生 歯ぐきをギュギュッとひきしめ、歯周病*1 を防ぐ 『ディープクリーン 薬用ハミガキ ひきしめ塩』新発売」(花王株式会社/2026年8月27日)

